【加入義務化】楽天の自転車保険をオススメする理由【高額賠償金】

こんにちは、お~じぃです。

自動車保険のことではありません。自転車保険が義務化されています。ご存知でしたか?

みなさんは、歩道を歩いていて自転車が歩道を猛スピードで走って間をすり抜けたり、クルマを運転していて急に飛び出して来たりする自転車の動きに肝を冷やしたことはありませんか?

どれもがそんな経験一度や二度ではないはず…。

ひどいと車道を逆走なんていうのもありますね。また、うまく止まれない子供が他人にケガを負わせてしまうということもあります。

しかし、自転車はその取り回しの良さから、誰もが迷惑をかける立場になりえることも意識しておくべきでしょう。

そのような環境の下、自転車保険が義務化されています。

みなさん加入していますか?

自転車保険の加入義務化の流れ

2015年に全国で初めて兵庫県が自転車保険の加入を義務化して以来、他の自治体に徐々に広がってきています。

自転車保険加入を義務化している自治体

国土交通省の調査によると、2022年4月時点で自転車保険への加入を義務づけているのは、30都府県1政令市とのこと。

また、9道県は努力義務を条例で定めています。

ご自分のお住いの地域を確認してみてください。

実は「お住いの地域」という問いかけは正しくないのです…。義務化されている地域では、住民であるかどうかは関係ありません。

通勤、通学、観光であっても、自転車を利用して訪れる人はその対象になります。

自分の住んでいる地域が義務化である場合でも、住民全員が自転車保険に加入する必要があるわけではありませんので、ここはご安心ください。

自転車保険義務化の背景

自転車は、手軽な移動手段として子供からお年寄りまで幅広い年齢層に通学や通勤、買い物など様々な用途で利用されています。

一方、最近では、自転車事故によって他人の生命や身体を害した場合に、加害者が数千万円もの高額の損害賠償を命じられる判決事例が出ています。(以下、国交省のHPより)

自転車事故での高額な賠償金請求の有名な事例

おそらく多くの方の記憶にある自転車事故による高額賠償の事例だと思います。

2013年 自転車で走行中の小学生が歩行中の高齢女性と正面衝突、女性がケガを負い意識不明状態となった事故で、賠償金が約9500万円(上の表の1行目)。

2014年 自転車で走行していた男性が赤信号を無視して横断歩道を歩行中の女性と衝突して死亡させた事故で賠償金約4700万円

自転車は気軽に乗れる時代ではない!

コンビニに行くときに気軽に乗れる、レジャーとして楽しめる自転車ではありますが、自転車による事故だから賠償しなくても良いということはないのは述べました。

自転車による事故だからと言っても、賠償額は自動車やバイクによる事故と変わりません!

つまり、事故で相手にケガを負わせた場合は、ケガの治療費だけでなく、仕事を休むならばその期間の収入の補填、後遺症が残ればその逸失利益、介護費用、当然のことながら慰謝料なども支払う必要があります。

私も含めて自転車に乗る際は、クルマを運転するときと同様に緊張するべきです!

未就学児がクルマを運転しているのと同じ認識であるべきです。

当然のことながら、自転車保険に未加入のまま事故を起こして人や物を傷つけてしまったら、すべて自分の資産から賠償金を支払う必要があります。

未成年の子供が起こした事故だから免れられるということはありません。その保護者である親が支払う責を負います。

上記の事例のように数千万円もの高額な賠償額となるケースはかなりまれなケースかもしれません。

仮に数十万円や数百万円の賠償額であっても、加害者にとって大きな経済的負担となります。

結局はおカネで解決することにせざるを得ないので、加害者に支払い能力が十分にない場合に加害者が自転車保険に未加入であれば、被害者も十分な賠償を得ることはできなくなります。

肉体的な苦痛に追加して精神的な苦痛など考えたくもありません。

したがって、可能性としては、自転車に乗れば誰でも加害者になる可能性があり、一歩外に出れば誰でも被害者になりうるので、加害者と被害者の双方が経済的に困る事態を防ぐため、自転車保険の義務化が広がっていることは理にかなっていると言えます。

自転車だからというのは通用せず、クルマ、バイクと同じ感覚でいないとダメだということです。

まして高齢化社会が加速していくので、単なる接触事故が双方にとって大変なことになりかねません。

自転車保険に未加入だとどうなるのか?

自転車保険に加入していなくても、今のところ罰則はありません。

では、罰則がないから加入しなくてもいいのかということにはなりません。

便利で楽しい自転車はずの自転車を楽しむためには、たとえ自転車保険が義務化されていない地域の方であっても、自転車に乗る人はクルマ、バイクと同じように事故に備えて加入しておくことをおすすめします。

自転車保険に加入する前の大事な確認

義務化と言っても、必ずしも「自転車保険」単体である必要はありません。

  • 他に加入している保険等(自動車保険、傷害保険、クレジットカードの付帯)に自転車保険特約がないか
  • 特約があれば、自身への補償がついているか(自身のケガの治療費や死亡・高度障害などがカバーされているか)

を確認します。

いずれも該当するのであれば、改めて加入する必要はありません。

自転車保険に加入する際の大事な確認

では、加入しなくてはいけないと分かったら以下の点を確認してみてください。

  • 補償金額が足りているかを確認します。上を見たらキリがないので、1億円あれば充分ではないでしょうか。
  • 対象としたい人全員がカバーされているかを確認します。すでに加入済みの人がいるのであれば、できるだけ重複しないように。家族で加入できれば一番楽で保険料も安いです。

楽天の自転車保険に加入

我が家はと言いますと、楽天の自転車保険に加入しました。

家族型の標準コースです。

もちろん年払いです。割安ですし、うっかりで失効していたなんて目も当てられません。

理由は

  • ネットで簡単に加入できる
  • 少しではありますが、ポイントが付く

というありふれたものだけではありません。

我が家の場合の決め手は「別居の未婚の子」が補償対象になる点です。

今まで加入していた保険では、同居であることが条件になっていましたが、別居の子供がいるため、これを選んだわけです。

自分で加入しなさいと言ってもめんどくさがりますから。

また、示談交渉サービスが付いている点も見逃せません。慣れない人だと交渉も大変ですからね。

まとめ

  • 自転車事故での賠償金額が高額化している。
  • それによる自転車保険義務化の波が来ている。
  • 万一の自転車事故に備え、義務化していない地域であっても加入するべき。
  • 事故の加害者が子供であっても賠償は免れない。
  • 自転車保険加入の目的は、自動車、バイクと同じと考える。
  • 加入の例外として、契約している保険に自転車保険がカバーされている場合

自転車保険加入の重要性をご理解いただけましたか?

年間数千円を惜しんだ結果、賠償金の支払いに追われるなんて馬鹿馬鹿しいです。

特にお子様のいる家庭には加入をオススメします、いえ、義務です(一部除く)。

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