

面接について記事にする予定でしたが、転職エージェントについて先に記事にするべきと思い変更します。
読んでくださっている方の多くが、転職エージェント(以下、『エージェント』)に登録しているものと想像しています。
かつては求人専門誌あるいは日曜日の新聞に求人広告が出るのでそれを見て応募なんてこともありました。
今もありますが、数が非常に限られており、求人サイト、エージェント経由が主流です。
求人サイトから応募しても、結局はネタを持っているエージェントへ取り次がれることも多いので、エージェント不在での転職は考えられないと言っても過言ではありません。
- エージェントを利用するべきかわからない
- 利用するなら何に注意するべきかわからない
- 転職エージェントを利用するメリットとデメリット
- 利用するときの注意点
エージェントとは?
エージェントはどうやって利益を出しているのか?
今回記事にするのは、私自身が転職者としてお付き合いした経験も踏まえてのものです。
エージェントには大きく分けて2つあり、大手の会社に雇われている方、自分で会社を経営している方で、後者の場合は人事部門に勤務していた方が独立したケースが多いようです。
エージェントは、ご存知のとおり、転職者の転職先での収入の一定割合を転職先からもらうことで会社を運営しています。
要するに、入社してもらわないとお金にならないということです。
ここはポイントです。
そして、雇われのエージェントの場合、その中からインセンティブをもらうシステムではないかと推測しています。
エージェントを利用するメリット
エージェントを利用するメリットは
- 得意分野(例として外資系、IT業界などの括り)がある
- 内情に詳しい
- 採用側に転職者が直接聞きにくいこと(年収、残業、今回の募集の背景など)を代わりに聞いてくれる
- 市場に出回っていない求人情報を独自ルートで持っており、いち早く動くことができる
- 採用側にとって甲乙つけにくい転職者がいる場合、無理を言って押し込んでくれる(こともある)
といったものが挙げられます。
得意分野があるものの、情報源は多い方が良いので、2~3のエージェントと付き合うべきです。
エージェントを利用するにあたっての注意点
しかし、彼らの仕事には気をつけなくてはいけません。
なぜなら、残念なことに転職者を機械的に採用側に紹介するエージェントもあり、彼らは転職者のことをわかっておらず、手っ取り早く行き先探して仲介手数料もらいたいのが本音としか思えない会社も多いです。
具体的には、募集先が求めている能力・人材像・ジョブランク(スタッフなのか管理職なのか)を理解していないことがあります。
特に外資と思われるエージェントにその傾向が強いように感じます。
以前の記事で少し書きましたが、採用側の望むスペックでなくても応募させようとすることがあります。
募集している採用側がスタッフ(いわゆる若手の平社員)を求めているのに、応募が野心で満ちた人が応募しても双方の時間の無駄です。
その部署が担当している仕事を深く理解しないまま、部署名だけで想像して応募してくる方が結構います。
来た人のレベルが上なのだから良いだろうということではありません。
詳細は割愛しますが、実は私がいる部署がそうなのです。
したがって、エージェントが案件を紹介してきたら、書面、メール等でもらった上で自分が携わりたい・できる職務内容か吟味することが必要です。
また、エージェントによっては転職者のものをそのまま使わずに、わざわざ独自のフォームにまとめて提出してきます。
上の応募先違いだけでなく、入力ミスしているものを平気で送ってきます。
転職者が間違えたのかもしれませんが、エージェントが確認するべきであって、そんなことで減点されるのはかわいそうと感じます。
もしも、この記事を読んでいる方がエージェントを利用しようと思っているのであれば、エージェントが提出する予定の資料に目を通してから提出してもらうべきです。
まとめ
今回はエージェントについて記事にしてみました。
以下の点に気をつけておけば間違いありません。
- エージェントを上手く利用する
- 複数のエージェントを利用する
- エージェントの紹介案件を自分が携わりたい・できる職務内容か自分で吟味する
- エージェントが提出する予定の資料に目を通す

エージェントなしに転職は語れません。上手く使いこなしましょう。




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